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1 ev03340100_0010 124 全部泥人形だったんだろ？
2 ev03340100_0020 124 誰も死んでないってのに
何でおくってるんだ？
3 ev03340100_0030 124 ブスイな奴も
4 ev03340100_0040 124 あんだよ
5 ev03340100_0050 124 ケジメ　だそうも
6 ev03340100_0060 124 リク　ケジメって？
7 ev03340100_0070 124 何でおくるのかって？
8 ev03340100_0080 124 結果的に泥人形だったとしても
9 ev03340100_0085 124 あの時俺達は　戦いを選び　斃した[ML:line len=1]
10 ev03340100_0090 124 それは変えようのない事実だ
11 ev03340100_0100 124 おくられる者がいようといまいと
ケジメはつけなくちゃな
12 ev03340100_0110 124 [ML:line len=1]だそうも
13 ev03340100_0120 124 なるほど[ML:line len=1]
14 ev03340100_0130 124 ケジメ　ねぇ[ML:line len=1]
15 ev03340100_0140 124 [ML:line len=1 ]なぁいいのかよイスルギ　あれで？
16 ev03340100_0150 124 ああ　問題ない
17 ev03340100_0160 124 あっそ　ならもう言わねぇ
18 ev03340100_0170 124 [ML:line len=1]あれ　不思議だよな
いつ頃から始まったんだろ
19 ev03340100_0180 124 いつからかはわからないが　
20 ev03340100_0190 124 この世界を維持するシステムとして
必要なものだから始まったんだろう
21 ev03340100_0200 124 世界を維持するシステムね[ML:line len=1]
22 ev03340100_0205 124 何だかむずかしそうだな
23 ev03340100_0210 124 いたってシンプルさ
24 ev03340100_0220 124 仲間が死んだ後
どこかで見てくれている安心感のようなもの
25 ev03340100_0230 124 罪悪感や喪失感の緩和[ML:line len=1]
僕はそう認識している
26 ev03340100_0240 124 そういうの
気にしてなさそうなヤツも多いだろ？
27 ev03340100_0250 124 そこに“在る”ことが大事なんだ
28 ev03340100_0260 124 意識する必要はないし
しなくて良いものだ
29 ev03340100_0270 124 だが意識した場合は
ちゃんと機能するようにできている
30 ev03340100_0280 124 僕らの命は女王から生まれ
女王へと還ると言われている
31 ev03340100_0290 124 だがそれは　成人の儀を迎えられた者だけだ
32 ev03340100_0300 124 他の者達[ML:line len=1 ]
33 ev03340100_0301 124 戦場で死んだ者達はどうなる？
どこに行く？　
34 ev03340100_0302 124 誰もわからない
35 ev03340100_0310 124 儀式で舞う粒子は
その不安を取り払ってくれる
36 ev03340100_0320 124 どこかに行けるかもしれない
そう思わせてくれる
37 ev03340100_0330 124 どこかって　どこ？
女王様のとこ？
38 ev03340100_0340 124 さぁ[ML:line len=1]　な
39 ev03340100_0350 124 何だよ　案外適当なんだな
40 ev03340100_0360 124 悪いか？
41 ev03340100_0370 124 いや　全然[ML:line len=1]
42 ev03340100_0380 124 [ML:undisp ][ML:line len=1][ML:line len=1]