1 |
|
tlk70000049_04_msg001 |
84 |
思えば 王が遠征先の地で
どこぞの農家の娘を見初めたと聞いた時は
まさしく仰天したものですが[ML:Dash ] |
2 |
|
tlk70000049_04_msg002 |
84 |
今ではそのようなことを
気にしている者の方が少数でしょうな |
3 |
|
tlk70000049_04_msg003 |
84 |
市井で暮らしたアデル様には
王族特有の驕りがありません
それが多くの者を惹き付ける |
4 |
|
tlk70000049_04_msg004 |
84 |
人に好かれるというのは
それ自体が大きな力になるものです |
5 |
|
tlk70000049_04_msg005 |
84 |
[ML:Dash ]とはいえ
このような多国籍軍を率いるまでになるとは
思いもしませんでしたが |
6 |
|
tlk70000049_04_msg006 |
84 |
リーダーであるアデル様ならいざ知らず
多種多様な彼らをとりまとめるのは
相当に骨が折れる大仕事です |
7 |
|
tlk70000049_04_msg007 |
84 |
私が拝命したのは
あくまでアデル様のお世話役だったはず |
8 |
|
tlk70000049_04_msg008 |
84 |
それがいつのまにか
アレッタの留守役になり[ML:Dash ]
最近では抵抗軍の世話までしております |
9 |
|
tlk70000049_04_msg009 |
84 |
一体 自分の本職が何なのか
判別がつかなくなってまいりました[ML:Dash ] |