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[ML:Dash ]で結局
その無人巨神獣は見つかったのですか? |
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ああ 無事たどりついた |
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幻の地図も 吟遊詩人の詩も
古老が伝える口伝も
全て真実だったんだ |
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全くそんな楽しい冒険が
あったなら 私と同調してからに
してくれれば良かったのに |
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当時の僕が いずれは天の聖杯の
ドライバーになるなんて
予想できたはずがないだろう |
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ましてや それがこんなに
好奇心旺盛なブレイドだなんてね |
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退屈しなくていいでしょ |
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まあね[ML:Dash ] |
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でも 伝説の無人巨神獣に
たどりついた時も 退屈はしなかったなぁ |
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何せ 先住者に
追いかけ回されたんだから |
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先住者がいたのですか
無人巨神獣なのに? |
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人間がまだ見つけていなかったというだけさ |
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そこはスパイドとアントルと
スキートの天国だった |
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うわぁ[ML:Dash ] |
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しかも どいつもこいつも大型でね
僕のことなんか 美味しそうなエサに
見えたんだろう |
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さんざん追いかけ回されて
命からがら 巨神獣から脱出したよ |
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やれやれ 故郷を遠く離れての
冒険の結果がそれですか |
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では アデル王子の専用別荘にする
計画は潰えたわけですね 残念なこと |
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おいおい 元々そんなこと
計画してなかったさ |
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冒険の報酬は物質的なものだけじゃない
もっと精神的なものも重要なんだ |
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[ML:Dash ]もっとも 僕の競争者達には
そうでなかったみたいだが |
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どういうことですか? |
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後で聞いた話だが
虫達の天国は
人の手で焼き払われてしまったらしい |
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ひどい話だな[ML:Dash ] |
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しょうがないよ
戦火に追われた難民達の住む場所を
確保するためだったらしいしね |
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モンスターにとっては
身勝手な人間の理屈だろうけど |
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耳の痛い話ですね |
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皇帝陛下 お話中
失礼いたします |
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あれが報告にあった地点のようです |
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ああ もう着いたのですか? |
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アデルの話をうかがっていたので
あっという間でしたね |
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無聊をかこつ我が君を
お慰めすることができ 恐悦至極に存じます |
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よしてください 僕はアデルの上に
立つような器じゃありませんよ |
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そうでもないと思うけどなぁ |
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[ML:Dash ]で どうだい ヒカリ
天の聖杯としての 君の見解は |
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………… |
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残念だけど はずれ
メツの仕業じゃないわ |
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何か根拠はあるのかしら? |
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あいつの攻撃だったら 地面が溶融して
土がガラス化してるはず |
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これはただ 地表の草が炭化してるだけ
もっと低温の燃焼ね |
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なるほど 的確な分析です
あなたにも来ていただいて良かった |
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これは[ML:Dash ]徒労をさせてしまいまして
申しわけありません |
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良いのです
外れだとわかったことが収穫です |
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可能性をひとつずつ潰していけば
いずれは目指すところへたどりつくはず |
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[ML:Dash ]皆 あれを見ろ |
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大物だな これは |
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ええ 放ってはおけません |
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だな こいつが人里や
ラスカムの港にでも現れたら 大事だ |
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皆 やるぞ! |