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ま 負けた[ML:Dash ]? |
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…… |
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もう どうすればいいの[ML:Dash ]?
あたしは[ML:Dash ]
何としても聖歌隊に入らないと[ML:Dash ] |
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こんな生活 もう嫌だ[ML:Dash ]
あんたさえいなければ 今頃 あたしは[ML:Dash ] |
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[ML:Dash ]アルビナさん
あなたにどんな事情があるのか
私は知りません |
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けど 裕福な暮らしだけを求めて
聖歌隊に入ろうなんて[ML:Dash ] |
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マルベーニ様はそんな風に思っている人が
聖歌隊にいるのは
嫌うのではないでしょうか? |
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何それ[ML:Dash ]?
あたしが 間違ってるって[ML:Dash ]? |
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聖歌隊に落ちたのはあたしが悪いって
そう言いたいわけね[ML:Dash ] |
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[ML:Dash ]はい
私はそう思います |
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自分は入れたからって[ML:Dash ]
偉そうに[ML:Dash ] |
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べっ 別に
威張っているわけじゃなくて その[ML:Dash ] |
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[ML:Dash ]話してみなよ
あたしが納得できる理由を[ML:Dash ] |
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わっ 私は[ML:Dash ]
聖歌隊が 歌が裕福にしてくれるのが
聖歌隊の暮らしだけじゃなくて[ML:Dash ] |
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きっと 歌を聞いてくれる人や
歌っている私達の心を
裕福に 豊かにしてくれるんじゃないかって |
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そしてその歌はきっと他者への祈りや
聞いてくれている人を
想っての歌であって[ML:Dash ] |
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だからこそ
心に届いてくれるんじゃないかって[ML:Dash ] |
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きっと自分だけのことを考えて
歌っていたら きっと 届かない[ML:Dash ] |
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だから えぇーっと その[ML:Dash ]
何て言えばいいか[ML:Dash ] |
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[ML:Dash ][ML:Dash ]正論だね |
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[ML:Dash ]メリカ
[ML:Dash ]悪かったわね |
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あっ いえ私こそごめんなさい
偉そうに[ML:Dash ] |
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あたしだって歌は好きなんだ[ML:Dash ] |
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だから もう一回がんばってみるよ
次は正々堂々とあたしの歌を届けてやる |
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それで裕福な暮らしも
豊かな歌も両方手に入れてやる |
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でもって メリカより歌がうまいって
いつか皆に認めさせてやるよ |
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ふふ お手柔らかにお願いします
アルビナさん |
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皆さん
この度は本当にお世話になりました |
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はい 大事になりましたけど
アルビナさんと仲良くなれて良かったです |
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これはお礼です
いつか私達の歌を聴きにきてくださいね |